ごじゅろうがFIREすることを考え始めたきっかけは1冊の本だった。
本屋に立ち寄ったとき、ある本が平積みされていたので、手に取った。
「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」ビル・パーキンス (著)」
■アリのように死ぬまで働き、蓄え続けて死ぬのか
・多くの人が、老後のために蓄え続け、死ぬときまで使わない人が多い
・お金は時間や健康を対価に手に入れたもの。いわば人生がお金に変換されている。
・そのお金を使わないで死ぬなんて、若いころの人生を捨てたようなもの。もったいない
■人生の充実度を高めるのはその時々に相応しい経験
・人に幸福感をもたらすのは、思い出。死ぬときにお金は持っていけない。
・人生、その時にしかできない経験がある。子どもとのお出かけは小さいときしかできない。
・時間や健康を犠牲にして、ひたすらお金に替え続けるのは止めてお金を使い始めよう。
■年を取れば、お金から価値を引き出せなくなる
・高齢になったら、健康上の理由で、旅行も楽しめない。
・若いときの方が、お金から引き出せる価値が高い。
・100万円で海外旅行に行く場合、老後よりも学生の時の方が、いい経験(思い出)になる
■金、健康、時間のバランスが人生の満足度を高める
・20代まで 健康○、お金×、時間○。(時間と健康を使ってお金を得る)
・50代まで 健康○、お金○、時間△。(時間がない。お金で時間を買うべき)
・60代から 健康△、お金○、時間○。(健康上の不安でだんだん不自由に)
■ごじゅろうが52歳でFIREしようと思ったのは
・定年まで会社員を続けた方が多額の給与が手に入る。老後の安心が増す。
・しかし、健康、金、時間、全てがあるゴールデンタイムの50代は貴重。
・これまで貯めたお金を生活費に当てれば、会社を辞められる。(お金で時間を買う)
・時間と健康が50代で手に入る。それが人生後半を長く充実させていくはずだ。
■アリから、キリギリスになるぞ(ごじゅろうの決意)
・損得を考えず、リスクを取るときだ。
・お金が減っていく心配はあるけれど、その時はその時だ。
・活き活きとした50代を過ごせば、健康寿命が延び、幸せな期間が長くなる。
・もう先延ばしはしない。富の最大化から人生の最大化へ。
ごじゅろう=仮名(今回は、退職を上司に伝えてから実際に退職するまでの間に、過去2年間を振り返りながら、筆者自身の実体験を書いています)
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