34.退職を上司に伝えたあと、退職までに生じた自分の仕事の変化、気持ちの変化。自分の人生、自分で決めると調子が良くなる。

退職してサイドFIRE生活へ

ごじゅろう父さんは、数か月前に、退職することを上司に伝えました。
いろいろ考えてきたので、言葉で頭がいっぱいになって、言葉に詰まったらどうしようと思いましたが、何とか伝えられました。

上司からは「これまで長年この分野の仕事をしてきたのに、もったいない」との言葉をもらいました。

 1~2年前から、しんどい感じが長引き、もう続けるのは無理と思い、早く退職したいという考えが100%でした。

退職を伝えようと決意した頃(伝える1~2か月くらい前)から多少調子が戻ってきたので、合理的に考えれば、このまま会社員を続ける方がいいということは何度も頭をよぎりました。

ただ、退職する気持ちは、調子が良くなってきても変わらないことが自分のなかで確信していました。

 最後は、自分の心と、直感を信じることにして、上司に伝えたのでした。

 すると、自分のなかで大きな変化が始まりました。
以前は、土日や、平日の夜は、疲れていたりして、モチベーションが上がらず、だらだらしているのみだったのですが、気持ちが前向きになってきて、本を読んだり、簿記や英語の勉強をしたりなど、行動が変わってきました。かなりの変化です。

 伝える前は、悩んでばかりで、気持ちがすっきりしなかったのですが、伝えてからは、身体が前に進んでいる感じがします。こんなことは久しぶりです。

■体調が悪かったとき(1~2年前)
 ・全てに興味がなくなった。ゴルフのうちっぱなしすら行かなくなった。
 ・無力感があった。自分には何もできないと思えたし、やれる気がしなかった。
 ・仕事は苦痛でしかなかった。

■退職を伝えたら、体調が回復
 ・体調が戻ってくると、今の仕事のなかでも、自分が好きな分野があることに気づいた。
 ・その分野に関しては、やれる気がして、実際に進められた。
 ・こうしたらというアイデアが湧いてくるようになった。

■退職することを心の中で望んでいたからだろう
 ・心と直感に従うとパフォーマンスが上がるのだろうと思った。
 ・長い目で見れば、行動力があがり、人生のメリットが高いだろう
 ・逆に、違うことを無理して行うと、やらされ感と無力感でだんだんダメージを受ける。

■今の仕事のなかに、できるし、好きな仕事があった(今後の収穫に)
 ・自分に合わない仕事ばかりしていたから心身の調子が悪くなった。
 ・自分の気持ちに正直になり、強みに集中できれば、パフォーマンスが上がる。
 ・そもそも会社は上司や会社の指示どおりに仕事をする場だから自由ではない。

■一番嫌だったのは、仕事ができないことの自己嫌悪と周囲の目
 ・やっぱり、体調が悪いから仕事ができなかったんだ
 ・できない状態の自分への失望。さらに自信がなくなり仕事ができなくなっていた。
 ・体調が悪いときは、自分が仕事ができる状態が想像できなくなっていた。

ごじゅろう父さんはこうしたい

仕事においては、定年まで続けた方が、得だし、安定を得られます。
ただ、強みに集中できる環境が、自分のパフォーマンスと能力の発揮に直結していることがわかり始めました。
自分に正直になり、心身の健康と、環境を整えるのが先。そうすれば行動が増えるし、新しいことへのチャレンジ、経験も増やしていけそうです。
ごじゅろう父さんは、サイドFIREして自分の強みを発揮できる場を探すことにしました。

退職前、最後の数か月で、体調とパフォーマンスが戻ってきたことで、罪悪感や無力感を無くすことができました。人生にとって貴重な数か月になる気がしています。

自分の人生を、自分で決める、コントロールすることが、道を切り開いていく気がしました。

                                    ごじゅろう父さん

ごじゅろう父さん=仮名(今回の日記は、退職を上司に伝えてから実際に退職するまでの間に、過去2年間を振り返りながら、筆者自身の実体験を書いています)


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