ごじゅろう父さんにサイドFIREへの決意を促した本があります。平易な文章で読みやすいし、自分の心に訴えかけてくれるような感じがして、何度も読みかえしています。
「サイコロジー・オブ・マネー」モーガン・ハウセル著
著者は次のように書いています。以下は、ごじゅろう父さんが重要と思ったことをまとめています。
私が望んでいるのは、毎朝、「今日も、家族と私は、自分の好きなことを好きなようにできる」と実感しながら目覚めることだ。
成功していない人は、成功しているフリをしたがる
何かが欲しくなるのは、見栄や他人との比較が原因。
高級車に乗ったところで、誰もあなたのことを恰好いいとは思わない。車がかっこいいだけ。
借金して高級車に乗る。その費用のために、なかなか金持ちになれない。
好きな仕事でも、自分でコントロールできないとつらい
どんなに高い給料よりも、どんなに大きな家よりも、どんなにステータスのある仕事よりも、「好きなときに、好きな人と、好きなことができる」生活を送れることのほうが、人を幸せにするのである。
貯金をしておけば、選択肢と柔軟性が手に入る
富を築くひとは、他人の目を過度に気にしない傾向がある。
貯金をするごとに、誰かに所有されていた自分の未来を少しずつ奪い返しているのだ。
お金が人生にもたらす最大の価値は「自由」
モノではなく、時間こそが人生を幸せに導くのだと、今気づこう。
投資の代償を支払わずにリターンを求めると損をする。
この世に無料のものはない。
投資の代償とは、ボラティリティや、恐怖、疑念、不確実性、後悔などに耐えることだ。痛みを伴うので、罰金のように感じるが、入場料と考えよう。
罰金を避けようとすると、適切なリスクが取れない。市場リターンを得るために支払わなければならない入場料だ。市場に翻弄されつづけるのが正解。
ゴールポスト(目標資産額)を動かすな
目標資産額に達しても、もっと欲しくなる。上には上がいるからだ。目標をどんどん上げていけば、リスクを取りすぎて大きく損をするときがくる。
もう十分だという引き際が大事。裕福になるより、裕福であり続ける方が難しい。
ごじゅろう父さんが思ったことは・・・
今の働き方では、自分の人生を自分でコントロールしている感覚には絶対なれないだろうな。
1億円を達成し、サイドFIREしたら、その感覚が持てるはずだ。
できれば、小さく起業して、自分らしいビジネスを手掛けてみたい。
投資で少しでも損をしたくない人が多いらしい。気持ちはわかる。
手数料を払っているつもりになってはじめて、ポケットにコインを入れてくれる資産を買える気持ちになるのだろう。
目標資産額(ゴールポスト)に達したので、次の道に進もう。退職を上司に伝えよう。「もう十分だ」と思うことが大事だ。
ごじゅろう=仮名(今回は、退職を上司に伝えてから実際に退職するまでの間に、過去2年間を振り返りながら、筆者自身の実体験を書いています)
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