いくつかあるが、思い返すと次の5つの貢献が大きい。特に①だ。
①従業員持株会30年間の継続
・給与天引きという点が良かった。会社の制度で自社株を購入する制度を活用し、30年間続けたこ と。途中で積立額を増やしたので最初からではないが、月3万5千円、ボーナス時10万を積立していた。年間50万円以上の投資額となる。配当金は自動的に再投資される仕組み。運よく入社時より株価は2倍以上になった。
②中古マンションのローン返済と家賃収入
・ごじゅろうは、入社3年目に結婚した。中古の小さなマンションを買った。3年住んだが、転勤となり、他の人に貸し始めた。何度か入居者が入れ替わって、空室のときもあったが、20年以上貸してきた。
③社宅→2世帯住宅
・転勤後は社宅で安く、さらにその後帰ってきたとき義理の母が隣に住まないかと言ってくれたので2世帯住宅生活を始めた。
④金持ち父さん貧乏父さんの本の学び
・30歳のときに読んだ。一見資産に見えるものを買わないことを理解した。人生で高い買い物と言われる3つ(家・車・保険)の購入にはかなり慎重だった。一般的に、家は数千万、車は生涯2千万以上、保険も生涯2千万くらいかかると言われている。
⑤生活レベルを上げなかった
・年収が上がったときに、生活レベルを上げなかった。基本的に生活費は一定だった。ごじゅろうは、それで不満はなかった。高いモノを買うのに抵抗があるタイプだった。
そのほか、勤めている会社に確定拠出年金や退職金の制度があることも大きい。
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ごじゅろう=仮名(今回は、退職を上司に伝えてから実際に退職するまでの間に、過去2年間を振り返りながら、筆者自身の実体験を書いています)
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