ごじゅろうは、後半の人生はサイドファイアをしたい、あこがれにような気持ちを持った。
ごじゅろうは、会社を辞めることについて、2年間悩み続けた。退職を上司に伝えてからも、本当にいいのかと思った。
それほど、30年間ひとつの会社で勤めてきたことへの固定的な意識が強かった。
先輩方を見れば、定年まで働くのが良い、当たり前という感覚が伝わってくる。
そのなかで、人生の後半について、自分らしいキャリアや生活をしていくとすれば、何を目指すべきかを真剣に考えた。
いずれもやったことがないので、今までの経験の延長線ではないから、イメージが難しい。
そんななかリベラルアーツ大学のサイドファイア(この動画ではサイドハッスルファイアと表現)の説明が自分にしっくりくるものだった。
この動画は、妻にも見せたものだ。
■ごじゅろうが、サイドファイアをしたいと思った理由
①会社の枠組み(命令や苦手な仕事、苦手な人との関係)を避けて、自由にやっていけば、楽しいはずだ。
②人生後半は、自分の強みややりがいに集中して稼げるようになれば、勇気が出てくるはずだ。
③「最近こんな事業を初めましてね」など語れるような、いきいきと仕事をしている自分が魅力的なはずだ。
■4つのファイアとは
ごじゅろうが目指したいのは、③のサイドファイア。
①ファットファイア(基礎生活費もゆとり費も資産から十分にカバー)
②リーンファイア(質素な生活費で、ゆとり費を押さえていく)
③サイドファイア(基礎生活費は資産収入から、ゆとり費は個人事業から)
④バリスタファイア(基礎生活費は資産収入から、ゆとり費は週2~3回のパートから)
■サイドファイアはどのようなものか
①「基礎生活費」は資産の取り崩しや資産収入からまかないたい
・ファイアの意味でもある、経済的自立の状態。
・収入ゼロでも普通に生活していける安心がある。
②「ゆとり費」は個人事業で稼ぎたい。
・旅行に行ったり、モノを買ったり、家族にプレゼントしたりは、事業で稼ぎたい。
・稼いだお金がすべて小遣いのような感じ。働くモチベーションに繋がりやすい。
■基礎生活費とゆとり費
この2種類を分けて考えた方が、どんなことにお金がかかっているのかがわかりやすい。
①基礎生活費:食費や水道光熱費、住居費など、暮らしていくために毎月かかる費用
②ゆとり費:旅行や車の購入、修繕費、外食費、酒、たばこなど、豊かに暮らしいくための費用
■定年後では遅いのか
①遅くはないが、早い方が実現しやすい。
②個人事業にチャレンジして軌道に乗るまでに数年かかる。
③定年した人をたくさん見てきたがそこから事業を始める気力・体力のある人はほぼいない。
■ごじゅろうの選択
・基礎生活費を確保。生活水準を落とさずやっていける。(借金ゼロ、子どもが独立のタイミング)
・定年まであと15年、先延ばしで得られるのは多くの給与収入(お金)。会社員の立場。
・失うのは、時間・健康・見聞を広げる経験・自己成長の機会・家族とのふれあい・人間関係の広がり・自己肯定感・人生のコントロール感・自由。
・人生は長い。まだ30年~40年ある。人生はまだ中盤。
・50代~60代しかできないことがある。
・今決断した方が、生涯で見れば、得られるものの方が多いと、ごじゅろうは考えた。
・なお、体調が悪かったので、継続は限界だったし、自己犠牲の精神ではがんばれないのが第一の理由ではあった。
両学長 リベラルアーツ大学の【メディアで話題】どれを目指すのが正解?4つのFIREについて徹底解説【お金の勉強 初級編】:(アニメ動画)第204回
ごじゅろう=仮名(今回は、退職を上司に伝えてから実際に退職するまでの間に、過去2年間を振り返りながら、筆者自身の実体験を書いています)
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